禁煙後の症状4(卒煙への道) 
             
            11ヵ月後 
            今年の冬は、非常に寒く雪が豊富であったこともあり、 
            誘われるがままスノーボードをしに出かけました。 
            ここ数年は子供が小さいこともあり、 
            なかなかアウトドアする機会が無くゲレンデに行くのは3年ぶりでありました。 
             
            久々のゲレンデは、非常に寒く非常に空気がおいしいと感じていたころ、 
            妙な違和感を感じました。 
            新鮮な空気の中で吸うたばこは格別だったことを思い出したようです。 
            以前は、リフトに乗っているときや滑走途中の休憩時に頻繁にたばこを吸っては 
            そこらにポイ捨てしていたのです。 
            当時、ゲレンデでの喫煙数は普段の2倍はあったと思います。 
            そんなことも影響してか、久々に強烈な喫煙の欲求が発生し、 
            周りで喫煙している人を見てイライラしました。 
             
            そんなときに限って同伴者が禁煙の話をふってきて、 
            「最近どう?」みたいな問いかけに、 
            無理矢理「もう禁煙も長いので気になりませんよ!」みたいな返事をしました。 
            何とか我慢してこの危機を乗り越えることはできましたが、 
            やはり記憶の片隅に喫煙という行為がこびりついているのだなぁと実感しました。 
             
            禁煙うつは、通院や抗うつ薬は必要ないが、 
            以前として集中力および気力の快復は完全ではなく、 
            毎日の残業が非常に苦痛であり、仕事の能率もいまいちです。 
             
            抗うつ薬の服用を止めてから症状が復活した額や頭皮の痺れはまだ残っているものの、頭痛と不安感は殆ど無くなったようで、 
            微妙ではあるが徐々に正常に戻りつつあるようです。 
            ただし、気力がまだ快復していないので、なかなか物事に集中することができず、 
            等サイトの作成・更新の能率も上がっておりません。 
             
            1年後(12ヵ月後) 
            不景気とはいえ、3月は年度末でさすがに忙しく更新が遅れてしまいましたが、 
            めでたく禁煙1年クリアーすることができました。 
            1年も経った今では感激も無いですが、 
            たばこの臭いを嗅ぐと不快感と共に若干ではあるがもの寂しさも感じます。 
            こういう状態の時に悪友等から勧められると挫折するんでしょうねぇ。 
             
            先月は、1年経ったらスッキリするのかとちょっと期待していましたが、 
            やはり禁煙うつの方は徐々にしか回復していないようです。 
            気力が湧かない状態と不意に不安感に陥る状態がときどき訪れます。 
            今回は卒煙宣言できると思っていたが、まだ、卒煙はできていないようです。 
             
            13ヵ月後 
            この禁煙状況については、1年後で終了しようと思っていたが、 
            禁煙1年が経過しても不安が残るためもう少しの間更新しようと思います。 
            不安が残ってるといっても既に禁煙によるものか単なる将来への不安なのかはわからないくらいですけど・・・ 
             
            つい最近、同級生から「ギャンブルする金もなく、さらに、たばこも止めておまえは人生何が楽しいの?」って聞かれたとき、 
            特に何もないっていう返答しかできない自分にちょっと悲しかった。 
            今はただ家族を養って行くだけで精一杯なので我慢しか無いだろうって言い聞かせながら。 
            未だに引きずっている鬱状態は、 
            禁煙によってストレス発散方法が全くなくなってしまったために起こっているような気がしてきました。 
            確かに、家庭を持ってからはパチンコもしなくなったし、 
            子供ができてからは、スノボもバス釣りも行かなくなって無趣味になっている。 
            それに加えて禁煙したものだから、ストレスが鬱積するのは当然の結果だったのだろうと思います。 
             
            今さらたばこを吸おうとは思わないし、小遣いからも無理があるので、 
            禁煙挫折の心配は無いが、 
            他の文献等には、たばこは百害あって一理無しと言われているのとは逆に、 
            ストレス解消のアイテムとして有効であると認めつつあります。 
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            禁煙への後悔はないが、今後もストレスとは闘い続けなければならないんだなぁと改めて覚悟しました。 
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            14ヵ月後 
            ようやく体力も回復したような実感が湧いてきました。 
            サイトリニューアルを行う気力も出てきて、気持ちにもゆとりが出てきたようです。 
             
            さすがに、サイトリニューアル作業で終電までかかると翌日から辛いが、 
            ほぼ正常の状態になっております。 
            飲み会などで多数の喫煙者の中ではちょっと口寂しさを感じるが、 
            その我慢もたいしたことなく受け止められている。 
             
            ここからは、禁煙による健康面への影響を思い起こしていきます。 
            喫煙が健康に悪影響を及ぼすということが定説であるが、 
            実際に1年以上禁煙してみての感想では、 
            風邪を引きにくくなり欠勤数も若干少なくなった様な気がします。 
            禁煙うつとの格闘が続いていたので、一般的に言われている程、 
            健康度の改善に対する実感は殆ど感じていません。 
             
            血液にも影響があるとのことなので、 
            今年の健康診断の結果をみて客観的な変化を改めて検証し、禁煙の効果を実証したいと思います。 
             
            1年半後 
            新たなストレス解消法は見つからないが、だんだんストレスの鬱積もましになってきております。 
             
            8月に入り、暑さが厳しくなってきたこの時期になって、 
            以前にもあった早朝覚醒が復活したような気がします。 
            寝る時間にかかわらず目覚ましより早く目が覚めるので、 
            夜更かしするとかなりつらいです。 
            再び、禁煙うつが復活したのかとも感じましたが、鬱のほうはそれほどたいしたことは無いようです。 
            季節的なものととらえて気にしないようにしております。 
             
            特に禁煙について考えることも書くことも無くなったので、 
            ここにて卒煙宣言をいたします。 
            平成18年9月17日(日)をもって第1回禁煙を終了しました。 
            2回目の禁煙の必要が無いことを祈ります。 
             
                       THE END 
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